朝食は大切☆
☆ダイエットがしたいなら朝食は摂ること☆
朝食を摂ると起床後の体温が速やかに上昇し、寝ている間に失った水分が補給されます。食べ物が体内に入ることで体温を上げ、胃腸が動き、腸の蠕動運動を促し、便秘の予防にもつながります。
最近はサラダだけ、ヨーグルトだけ、スムージーだけ、プロテインだけ、、、
など単食が増えています。
しかし、冷たいものや、咀嚼がほとんどないものばかり摂取していると身体を冷やしてしまいます。
(スムージー:手軽にビタミンミネラルが摂れるということで人気ですが、噛まずに飲めてしまうこと、加熱処理などで酵素や栄養価が失われたり、砂糖など吸収の早い糖が添加されていたりするため選び方に注意が必要です。そのため、美容の為ではなく、おやつの楽しみとして摂取することをおススメします。)
朝は食欲が無かったり、しっかり食べる習慣がない、食べると体調が悪くなるなどの方もいますよね。
そんな方は胃腸の力、食べ物と受け入れる力が落ちているため、リハビリが必要です。
とはいえいきなり無理やり食べることは負担が大きいので汁物や果物から徐々に始めていくのが良いと思います。
最初はインスタントの味噌汁やスープからでもOkです!
慣れたら、少しずつカットわかめや小さめの豆腐などをちょい足ししていけば栄養価を上げていくことが出来ます。
また、朝食が食べられない人は夕食に問題があることもあります。
あまり噛まずに食べていないか、夕食時時間が遅くなっているなどを確認する必要があります。
また、前回の記事にも書いたように、糖質制限の意識で夕食がおかず中心となっている方は、脂質やたんぱく質が過剰で、消化が不十分である可能性もあります。
糖のある食材を摂らないということは、便のもとになる食物繊維、オリゴ糖、ファイトケミカルなどを摂取できずに、便秘も招くことにつながります。
慢性的な便秘に悩んでいる女性たちの多くは、朝食を摂取せず、糖質制限をなんとなく実施している方が多いように感じます。
また、名古屋大学大学院生命農学研究科の小田裕昭准教授を中心とする研究グループによる研究で、朝食欠食では肝臓時計のずれや体温時計などの体内時計の異常によって活動期が短くなり、エネルギーをあまり消費しないため、体重増加を引き起こすことが明らかになったという研究結果もあります。(詳細は科学誌「PLOS ONE」電子版に発表)
つまり、朝食を欠食すると身体のエネルギー消費が減ってしまうのです。
朝食欠食は、体重増加や便秘を招き、脂質異常症等の疾病にもつながる可能性が高くなってしまうので、健康管理のためにも朝食を摂取する習慣を早めにつけていきましょう。
ダイエットには正しくエネルギー代謝をすることが大事なので、しっかり食べてしっかり消費することが重要です。
この時、ビタミン、ミネラル、食物繊維のサポートの必要です。これらがしっかりないとカロリーは燃えにくくなります。
炭水化物、脂質、たんぱく質をしっかりと摂取し、ビタミンミネラルでしっかり消費できる体にしていくことが重要です。
色々食べなきゃ(>_<)と思いがちですが、そう難しく考えることはありません。
ご飯+具沢山の汁物があればOKです!
汁物にはたんぱく源+野菜数種類が入っているとパーフェクトです。具沢山の豚汁なんかをイメージしてもらうと良いでしょう。
洋食バージョンでは食パン+具沢山のミネストローネなんかも良いですね。
汁物にすればかさのある野菜も量が食べやすく、流れてしまうビタミン類も一緒に摂取することが出来ます。
汁物の調理が面倒な方は、その足かけとして冒頭に書いたように、インスタントの汁物にちょい足しで摂取することをおすすめします(^^♪
胃腸の力、食べ物を受け止める力が落ちている方は、朝食に温かい汁物を摂ることでリハビリをしていきましょう!